お酒によって起こる脳萎縮のことを知ったら、なんとなくとか惰性でお酒を飲むのを辞めようってなります。脳が縮んでいくと記憶の障害が出やすくなるらしい。アルコールの摂取と脳萎縮への影響についてはまだ医学的な結論は出ていないそうですが、飲酒が脳に良くない可能性があるなら飲み方は考えなきゃなと思います。
お酒を飲むと脳が縮みます。それによる弊害はまだ研究段階ですがお酒を飲むと脳萎縮が起こることは分かっています。起きた脳の萎縮はもとに戻らないともいわれています。脳萎縮による症状の一つに記憶力の低下があり、これは認知症の症状にも繋がります。お酒を飲むことは脳へ何らかのリスクがあると思って付き合っていく必要がありそうです。
少量の飲酒であっても脳の萎縮が起こり、過去の飲酒がリセットされることなくカウントされていきます。飲むアルコールの総量が影響しお酒を飲めば飲むほど萎縮が早く進むので脳の萎縮という点から見ればアルコールに適量というのはないといえます。
アルコールの量と脳が萎縮する程度は相関関係があり、お酒を継続的に飲む飲酒歴が長ければ長いほど脳の萎縮も進んでいるといえるようです。体質的にアルコールに弱いすぐ顔が赤くなる人は受ける影響も大きくなるので注意です。
お酒を飲むとアルコールを分解するために体の水分が奪われます。体の水分が減れば脳の細胞の水分も失われることになり脳の萎縮が起きます。お酒に酔うと、ふらつきや記憶があいまいになる、頭痛といった症状が出ることがありますが、これは水分が減り脳機能が低下するためです。脳の脱水症状を押さえるためにアルコールを含まない水を一緒に飲んでおくことが大切です。チェイサーや和らぎ水は美味しくお酒を飲むためだけでなく、水分補給というとても重要な役割も持ちます。
認知症、アルツハイマー病といった記憶障害の症状の原因のひとつとされているのが脳の萎縮です。脳の萎縮は年齢を重ねるにつれて進行していきますが、その速度を速める要因としてアルコールの摂取が取りざたされています。
脳の萎縮は飲酒の有無でも30歳を過ぎたころから始まるとされていて必ず起こる加齢症状です。飲酒習慣があると通常の老化にアルコールのダメージも加わり早ければ50歳代ごろから見え始めてきます。脳の衰えは突然くるものではなく30歳~40歳代からの積み重ねの結果として表れます。
お酒を日常的に飲む人とまったく飲まない人では加齢による脳の萎縮の進行はっきり違うそうです。
脳内の神経細胞は、一度壊れたら再生することがない細胞と今のところ言われています。脳梗塞による麻痺の回復や認知症の完治ができないのは脳内の神経細胞を元に戻すことができないからです。症状の改善や進行を緩やかにしていくことでの対処になります。
ストレスの緩和やリラックス効果を与えてくれるので少しのお酒は体に良いと言われます。赤ワインに含まれるポリフェノールなどお酒の成分の中には体に良い栄養も含まれています。食欲の増進、コミュニケーションの円滑化などにも一役買ってくれます。
お酒に含まれるアルコールは脳や体にとって毒だと認識しておきましょう。
最後に、
アルコールによる脳の萎縮は「ストレスは体に良くない」というくらいの危険度だと今のところは感じています。脳の萎縮は起きていくけど脳に問題が起きるまでにはかなりの器の猶予はあるのでいま制限を加えすぎてストレスを増やすのもよくありません。
お酒は飲まずにすむなら飲まない方が良いのでしょう。でも、おそらくずっと禁酒し続けることはできないのでこれを読んだときにはせめて酒量を減らせるように「お酒を飲んだら脳が萎縮するんだ怖いなー」って気持ちを思いだすために調べたことをまとめました。
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