うめの効能 | 緑色野菜 | 色の野菜果物字引き

うめ

おにぎりやお弁当に梅干しを入れておくと腐りにくいのは梅干しに含まれているクエン酸の働きによるものです。

アルカリ性の食べ物なので肉類が多くなった欧米化した食生活にはそれを中和してくれる梅がバランスを取ってくれます。

すっぱさの素でもあるクエン酸には疲労回復と整腸作用、食べると出てくる唾液内のパロチンには若返りの効果があります。

野菜データ（うめ）

旬の時期

五月から六月

色属性

緑

栄養成分

食物繊維、ビタミンA、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、
カリウム、リン、クエン酸、リンゴ酸、
パロチン など

効能

疲労回復、 殺菌作用、血液浄化作用、食欲増進、成人病予防、胃腸回復、整腸作用、風邪予防

食べ方・調理

梅干しや梅酒、ジュース、ジャムなどに加工して食べます。下処理が必要で、青梅はアクがあるので洗ってしばらく水に浸けてアク抜きをします。黄色く完熟した梅の場合は必要なく、果肉が軟らかくなっているのでサッと洗う程度にします。その後、頭の部分のヘタを取り除きます。

保存の仕方

時間が立つと固くなります。なるべく早く加工しましょう。冷凍する場合はに水に浸けてアク抜きをしヘタの部分を取ってビニール袋に入れ保存します。生でなく梅干しにしてしまえば長期保存できます。塩分が多いほど長持ちできます。

うめのおいしい選び方

梅干し用には果肉が厚くて熟して黄色がかったもの、梅酒用には青くて身の固いものをが適しています。粒の大きさが揃っていて虫食いや傷がないかも確かめましょう。香りがとても大切なので十分に梅の香りが立っているものを選びましょう。