綺麗になる為の5つの色の野菜を摂りましょう。野菜には美容効果が多くあります。含まれている栄養効果は野菜の色でおよそを判断することが出来ます。野菜の色から身体の悩みを改善する野菜を選んでみましょう。
人は紫外線からダメージを受けますが、野菜は太陽の光をガンガンに浴びているのに紫外線なんかお構いなく育っています。大丈夫な理由は野菜の色の成分にあります。赤や緑や黄や紫といった野菜の色素はリコピン・クロロフィル・βカロテン・アントシアニンといった栄養成分です。これらの成分は紫外線を浴びることで発生する活性酸素がおこす異常から組織を守ってくれます。
シミ・シワ・くすみ・乾燥……、肌に起こる心配事の主な原因は紫外線からの影響です。紫外線から肌を守ろうとするときに活性酸素が発生します。この活性酸素が身体の中に増えるとシミ・シワ・くすみ・乾燥などのさまざまな老化現象に繋がっていきます。紫外線から受けた活性酸素を除去するには抗酸化作用の高いビタミンA・C・Eやファイトケミカル(ポリフェノールやリコピン、βカロテン、アントシアニンなど)を摂ることでアンチエイジングできます。
野菜には美容効果が多くあります。含まれている栄養効果は野菜の色でおよそを判断することが出来ます。野菜の色から身体の悩みを改善する野菜を選んでみましょう。
色の力はいろいろ。食べる野菜の色の種類が多ければ美容効果は倍増していきます。イロドリドリの野菜からキレイ成分をもらいましょう。
トマトや赤とうがらしや赤ピーマンといった赤の色素成分のリコピンやカプサンシンが含まれる野菜には強力な抗酸化作用があります。紫外線による細胞へのダメージを防ぎ、肌のシミやそばかすを作るメラニンの生成を抑えてくれる働きがあります。
人参やかぼちゃにといった黄の色素成分のβカロテンやルテインが含まれる野菜は、眼精疲労・肌荒れ・免疫力増強などの効果が期待できます。βカロテンは体内でビタミンAに変化し皮膚や粘膜を作る細胞の代謝を促進するのでキレイな肌を保つために必要です。鼻や喉の粘膜を強くして免疫力も上げてくれます。
小松菜やほうれんそうといった緑の色素成分のクロロフィルが含まれる野菜は、抗酸化作用や貧血予防や消臭・殺菌効果が期待できます。緑色野菜が不足すると血のめぐりが悪くなり肌がくすんできます。血液の流れを助ける働きがある緑色野菜を摂ることで透明感のある健康的な肌が保てることでしょう。
ブルーベリーやナスや紫イモや黒豆といった紫の色素成分のアントシアニンが含まれる野菜は、眼精疲労の予防・改善や抗酸化作用、血管を活性化などをしてくれます。細胞の老化を防ぎ血液の循環をよくしてくれるこの栄養成分は美肌に強い味方です。
大根や山芋やリンゴやバナナといった白の野菜や果物は、カリウムや食物繊維が豊富に含まれています。カリウムには利尿効果があり体内の塩分と水分バランスを整え、むくみを取ってくれます。食物繊維は体の掃除をしてくれ胃から腸を通過しながら毒素を取り除いてくれます。他にも白い野菜は疲労回復や免疫力を高めてくれたりと栄養豊富です。
上記に挙げた野菜果物の栄養成分は一部分で、緑色野菜にある栄養が赤色野菜にもあるといったように、それぞれの野菜には多くの栄養成分が入っています。
悪者扱いされている活性酸素ですが、身体を助ける役割もあります。
活性酸素は、風邪を引いたときには体内に侵入した細菌や病原菌をやっつけてくれたり、身体に有害な物質が入ってきたら無毒化してくれたりと守ってくれる働きがあります。
しかし、活性酸素が多くなりすぎると体の健康な正常な組織まで攻撃をしてしまうという欠点があります。良い細胞まで傷つけてしまいそれが老化へと繋がります。活性酸素の増加は紫外線のほかにも、ストレスや睡眠不足や塩素の多い水道水・添加物の取り過ぎなど多数の要因が有りやっかいです。活性酸素を減らす生活を身につけたいものです。
めずらしくて美味しい安心な野菜を食べてみませんか?地域限定生産の野菜や伝統野菜、古来野菜といったスーパーには並ばない珍しい野菜が全国各地にあります。その野菜たちは見た目と味の2つの方向から楽しませてくれます。これまで味わったことのない野菜は身体に栄養が入るだけでなく心も新鮮に元気を与えてくれます。野菜の宅配サービスを使ってお試ししてみましょう。
野菜・果物を赤・黄・緑・紫・白の5色に分けて紹介。不足している食べ物を色からチェックできます。色から選べる野菜果物字引き。