「数値で表現できる色の数と目で認識できる色の数について」「色彩のスキルがあると有利な仕事について」など色に関する興味を膨らませられるページです。色の基本的な知識や技術はどの分野でも活かすことができます。
名前が付けられる色の数が認識できる色に近い数になります。コンピューターで扱う数値上の色は膨大な数がありますがそれら全てを違う色と認識して区別できるわけではありません。RBGの色では16階調刻みの色数の4096色程度、CMYKの色では10階調刻みの色数の14641色で且つCMYK4色を足した合計値が350%以上になるとほとんどが黒になる為その数を除いた数8000色程度が認識できる色になります。また、人の目では認識できてもコンピュータで表現できない色領域もあります。
パソコンやスマートフォンやTVなどモニターの色はRGBの色で表現されます。RGBはRed(レッド)・Green(グリーン)・Blue(ブルー)のそれぞれで256階調あり、この3色(256×256×256)の組み合わせで16,777,216色(約1600万)が表現できます。混色すると白に近づく色の特性からRGBは明るい色が多くなっています。
印刷や絵の具といった塗料・色材の色はCMYKの色で表現されます。CMYKはCyan(シアン)・Magenta(マゼンタ)・Yellow(イエロー)・Black(ブラック)のそれぞれで101階調あり、この4色の組み合わせで104,060,401色(約1億)の色が表現されます。混色すると黒に近づく色の特性からCMYKは暗い色が多くなっています。
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数値上では膨大な色の数がありますが現実に見て違いが判断できる色となるとグンと数は減ります。
色は「光の色」と「物体の色」の2種類で表されます。
光の色はレッド(Red)・グリーン(Green)・ブルー(Blue)の三原色(RGB)で表現され、この3つの色を混ぜ合わせると色は白に近づき明るくなります。物体の色はシアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)の三原色(CMY)で表現され、色を混ぜていくと黒に近づき暗くなります。原理的にはCMYが均等に混ざると黒になりますが、実際には混色しても暗い茶色くらいにしかならない為、印刷ではブラックを加えて色を調整しています。
RGBはRed・Green・Blueのそれぞれで256階調、その組み合わせで16,777,216階調(約1600万)の色が表現されます。CMYKはCyan・Magenta・Yellow・Blackのそれぞれで101階調、その組み合わせで104,060,401階調(約1億)の色が表現されます。ただ目で見て違いが分かる色となるとRGBは4096色、CMYKは8000色程度になります。また色の特性からRGBは明るい色、CMYKは暗い色が多くなっています。
色の知識が役立つ職業は多岐にわたります。ファッションや商品のデザインだけでなく建築や街の景観、アニメや映画といった映像の色彩設計、個人個人に似合う色のコーディネート、料理など色はどんな職業にも関わってきます。見えるものには色があります。色はデザインと密接な関係をもっていますがそれに限らず様々な分野で色が重要なものと考えられてきており、色の知識が活躍する場は多くなっています。
ファッションビジネス
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ヘアサロン
建築
インテリアデザイン
広告・グラフィックデザイン
パッケージデザイン
エディトリアルデザイン
商品開発
WEBデザイン
料理人
フラワーデザイン
カラーコーディネーター
色の基本的な知識や技術はどの分野でも活かすことができます。
広告とか自分でいいと思ったデザインを見たとに配置や色の使い方を解剖する癖をつけておくと自然とデザインする力が付いていきます。
色を選ぶときにどういった狙いがあるかの評価する指標を作っておくと選定しやすくなります。
・ターゲットに受け入れられる色か
・他と差別化ができるか
・コンセプトにあっている色か
・目立つ色か
・色として美しいか
・配色として美しいか
・見ていて嫌な感じはしないか
・周囲との違和感はないか
・安っぽく見えないか
・品位はあるか