「勝負」という言葉から浮かぶカラーイメージを解説。どんな色の組み合わせで勝負のイメージが作られているのか色の数値、色の構成、色の濃淡や明暗などから見ていけます。色の相性、配色のパターンも紹介しています。
言葉からイメージされる色は、ブランドを作るキーカラーやテーマカラーの選択にも便利です。キャラクターやイラストの配色、WebデザインやDTP、インテリアや服のコーディネートなど様々なシーンで使えます。
勝負という言葉からイメージされ示された色は、勝負の特徴を表すヒントになってくれます。色で迷ったときやいつもと違う色の組み合わせが欲しいときなど、色の選択にひと活躍してくれることでしょう。
イラスト制作やデザイン制作などで配色するときに大切なのはキーカラーがあることです。色が組み合わさることによりイメージは作られますが、その中でも使われている面積の広い色や高彩度の目立つ色が影響力を持ちます。軸となるキーカラーが定まると伝えたいメッセージがしっかりとした形になります。
色の構成
勝負のカラーイメージの中で無彩色は8色、有彩色は7色となっています。無彩色のカラーコードは#c0c0c0と#404040と#000000と#e0e0e0と#202020と#a0a0a0と#808080と#606060です。有彩色のカラーコードは#f0e0e0と#e02020と#a06040と#806040と#c04040と#c06040と#e0a060です。
色の種類としては、無彩色・赤色・橙色の3系統の色で勝負のカラーイメージが構成されています。その中でも無彩色系統の色が多く配合されています。有彩色の中では暖色が多いカラーイメージです。 色の属性を軸にして見ていくと勝負カラーの目立つ色と支えている色といった配色の特徴が分かります。 勝負のカラーイメージを色の三属性である色相・彩度・明度に沿ってそれぞれ順番に並べると次のようになります。
色相の順に並べた色
赤と黄を混ぜると橙になるように色が滑らかに変化していく順につなぎ合わせたものが色相です。赤から黄、黄から緑、緑から青、青から紫、紫から赤へと色合いは自然に変化していきます。色相は有彩色だけで構成されます。色相は色相環として円状に繋がっています。したがって両端の色同士は隣り合っている色です。
彩度の順に並べた色
彩度が高い(濃い)← →彩度が低い(薄い)
彩度が高いほど濃く鮮やかな色になり、低いほど薄く濁った色になります。また、明度が低いと彩度が高くても暗い色になります。彩度がゼロのときは色相がない無彩色になります。無彩色は白色〜灰色〜黒色の色で明度の変化のみによって表現されます。彩度の高い色は目立つのでアクセントカラーとして使用しやすい色です。
明度の順に並べた色
明度が高い(明るい)← →明度が低い(暗い)
高い明度になるほど色は白に近づきます。低い明度になるほど色は黒に近づきます。高明度の色はかなり明るくても色味が分かりますが、低明度の色になると早い段階で黒にしか見えなくなります。比べると黒の中でも明暗があるのが分かりますが黒と認識する色の範囲は広いです。明度の明暗に加えて彩度が高いとハッキリした色に、彩度が低いとぼんやりした色になります。
彩度と明度を合わせたトーンを使うと色の濃淡・明暗を考慮したカラーチャートができます。
トーンの順に並べた色
隣り合っている色は類似属性の高い相性の良い色の組み合わせになります。その配色は調和した色になるので統一したイメージが作れます。
勝負カラーは無彩色のイメージが多くなっています。トーンを同じ値にして色相だけで色を見てみると無彩色の要素が多いことが分かります。
色相をキープしたままトーンを同じに揃えるとそれぞれベースになっている色がでてきます。トーンを揃えることで勝負色の属性が分かります。
明るいトーンで統一した色(澄んだ勝負のカラーイメージ)
暗いトーンで統一した色(落ち着いた勝負のカラーイメージ)
彩度と明度を同数値にしてトーンを揃えると勝負をイメージする色でメインになっている色、アクセントになっている色といった配色のバランスが見えてきます。
勝負のカラーイメージをタイプ別に分けたランキングです。勝負をイメージする色の中で明暗・濃薄に分類した色です。
明るい色:1位(#F0E0E0)
明るい色:2位(#E0E0E0)
明るい色:3位(#E0A060)
暗い色:1位(#000000)
暗い色:2位(#202020)
暗い色:3位(#404040)
薄い色:1位(#F0E0E0)
薄い色:2位(#806040)
薄い色:3位(#E0A060)
濃い色:1位(#E02020)
濃い色:2位(#C06040)
濃い色:3位(#C04040)
伝わる配色になるには
ベースになる色があることによってイメージが伝わります。色の組み合わせ方でイメージは変わりますが色の配分はメインカラーが7割、サブカラーが2割、その他の色が1割を意識して配色にするとカラーバランスがとれます。使う色数が多いと複雑なイメージを作れますが度が過ぎると煩雑になるので本当に必要なのか色のダイエットを考えましょう。色彩設計を意識して配色を組み立てることが必要です。
同じ意味でも言葉が違えば伝わるイメージが変わります。複数の言葉が合わされば具体的になり伝わる形はしっかりしてきます。それにあわせてカラーイメージも変化します。
言葉と色のイメージは繋がりやすいものもあればその逆の場合もあります。ぴったりはまると思う色は判断する瞬間によって変化するものです。カラーイメージには完全な正解はありませんが何もない所から色を考えるよりもサンプルから配色のヒントを得ることで決めやすくなります。
おおよそすべての言葉のカラーイメージを見ることができるので夢色占い感覚でいろんな名前や単語を検索してみてください。
夢の色を発見しよう - よく当たる占い鑑定